特定非営利活動法人 縁会

　

　私達の法人は、老人福祉経験者１０人程集まりNPO法人の設立を目指し、平成１５年１０月に千葉県の認証を受けました。人と人との縁を大切にするふれあいの場、縁を大切にしたいと法人名を縁会と名付けました。

　自然に恵まれ、情緒のある環境の中で、平屋の木のぬくもりが嬉しいゆかりの里はリビングには光庭を取り入れて、柔らかな日差しが入る様に工夫されています。

 

　ご利用者お一人おひとりの歴史、環境の違いが価値観をつくり出すのですが、その為の問題整理も難しさも見えて、今実践することは・・・・？　会議を重ねて一番良い方法を模索すること、「この様にとは何一つ言えず十人十様の歴史]があり、同じときを見つめていく中、ご利用者の声を常に傾聴することが大切と思っています。介護しかなくて生活が感じられないのではないか？生活という暮らしを前に出しながら介護のバランスをどう取るかで共同生活はなりたつのではないか？認知症よりもその人の生き生きしたエピソードが沢山あり、味わいのある皆さまです。茶碗洗い・洗濯物たたみ等に活き活きと暮らす皆様にホームの中では常にありがとうの言葉が行きかいます。この「魔法の言葉」ありがとうは雰囲気を和やかにます。この関係づくりこそが大切、生きがいを見出せると視点が変わりました。

　

　ご利用者の方達の自分らしく生きるとは？生きていくために必要なことを、ただ、ご家族・他のスタッフから与えてもらうような生き方は望んでいるとは思えないのです。幸いにゆかりの里の利用者は散歩に出かけて地域の方達と挨拶を交わして交流を深めております。今後益々ご利用者・ご家族様・ボランティア様・近隣の皆様と共に学びあい、語り合い、力を出し合って幸齢化社会のために情報を発信して参りますので一層ご理解いただけますようお願い申し上げます。

　平成１６年グループホームゆかりの里　開設

　平成２６年小規模多機能居宅介護　　　開設

　令和４年　障碍者グループホームハックル　開設

　　理事長 　　青沼　和子